英会話役立ち記事⑨

「(まるで)~よう」”It’s like~.”を使いこなそう!

会話でよく使われるとても便利な”It’s like~.”

“like”と聞くとまずどのような意味を思い浮かべますか。「好き」でしょうか。確かに「~が好き」という使い方も正解です。しかし、”like”には「(まるで)~のよう」という意味もあり、実際にとてもよく使われています。具体的な使い方を見てみましょう!


”like“には動詞と前置詞がある

 

(A) I like cats. (私は猫が好きです。)
(B) It is like a dream. (まるで夢のようだ。)

 

上の2つの例文にはそれぞれ”like”が使われていますが、全く意味が異なります。(A)の”like“は「~が好き」、(B)の”like”は「(まるで)~のよう」という意味になります。文法的には(A)の”like”の品詞は動詞で、(B)の”like”は前置詞になります。(B)は前置詞ですので文中にほかに動詞(この場合is)が必要になります。

 

このように、”like”には意味の異なる二つの使い方があります。今回はこのうち使えるととても便利な「(まるで)~のよう」のlikeについてお伝えします。なお、口語では短縮して”It’s like~.”(イッツ・ライク)、 “That’s like ~.”(ザッツ・ライク)と言うことが多いです。Itもthatも意味は同じです。


「(まるで)~のよう」基本形をマスター

 

(A) That was like a dream. (あれは夢のようだった。)
(B) It was like I was falling asleep. (まるで眠りに落ちていくかのようだった。)

 

“It‘s like ~.”の基本の形を使った例文です。(A)のように“like”の後に名詞(a dream)をつけて、単純に「(名詞)のようだった」という言い方もできますし、(B)のように”like”の後に主語と動詞(I was)のある「節」を繋げてもっと詳しく説明することもできます。

 

もちろん主語を、”It”や”That”ではなく、”She”や”My mother”などに変えれば、「彼女は~のようです。」「私の母は~のようです。」という使い方も可能です。


【応用編】”like”を使えばこんな表現も!

 

(A)  It looks like the sea. (まるで海のように見える。)
(B) I feel like I am swimming in the deep water. (まるで深い水の中を泳いでいるかのように感じる。)

 

“like”を使う文中の動詞は必ずしもbe動詞(am, are, isなど)である必要はありません。別の動詞に置き換えることもできます。

 

たとえば、“is”の部分を、”look”や”feel”のような動詞に変えれば、「~のように見える」や「~のように感じる」という言い方をすることもできます。


実際の英会話でどんどん取り入れてみよう!

日常会話で、「その光はまるで太陽のようにまぶしかった」「そのタヌキはまるでネコのようだった」など、物事を何かにたとえて表現することは結構多いですよね。実際、英語のネイティブはこういう比喩的表現が大好きで、私もThe Australians are so big.(オーストラリア人はとても大柄です)というだけでなく、They are like giants.(彼らはまるで巨人のようです)と比喩的表現を加えた方が英語らしいと、ネイティブに教わったことがあります。

 

今回ご紹介した”It’s like~.”を使えば、会話表現の幅も広がるはずです。ぜひ活用してみてくださいね。


エクササイズ

日本の「羊羹」を説明してみよう。
Yokan is Japanese sweets. It’s like ___.


解答例

Yokan is Japanese sweets.
It’s like soft candy made from red beans.
(羊羹は日本のお菓子です。それは、小豆から作られたやわらかいキャンディのようなものです。)