英会話役立ち記事⑦

英単語おもしろ知識③

複数形がおもしろい単語をご紹介します。

複数形がおもしろい単語
英語では単数形と複数形の使い分けが厳密になされますが、複数形になるともとの単数形と意味が違ってくる単語もあります。


例えば以下のような単語です。

 

【good】
形容詞good(良い)を複数形にすると、goods(グッズ、品物)を表す名詞なります。

 

【glass】
glass(ガラス、コップ)は複数形にするとglasses(眼鏡)になります。
メガネは二つのレンズで構成されているから複数形になるのです。

 

ちなみにtwo glassesだと「二つのコップ、コップ二杯」という意味にも「二つのメガネ」(正確にはtwo pairs of glasses)という意味にもなります。
この場合はたいていその状況から判断できるので問題ありません。
コップの話が、急に眼鏡の話に飛んだりはしませんからね。

 

【mean】
動詞のmean(意味する)は複数形にするとmeansとなり、「手段」「方法」を意味する名詞になります。
例えばa means to an endで、「終わりまでの手段」「目的達成までの手段」という意味にとなります。

 

ここで注意が必要なのは、meansは形の上で複数のsがついていますが実際は複数ではなく、「一つの手段」ならばa meansと、aを付けるという点です。
複数形のsと単数名詞に付くaが一緒になっているところが面白いですね。


meansは複数形もmeansで(meansesとはならない)、「すべての手段」ならばall meansとなります。

 

【manner】
日本語でもよく使うmanner(マナー)は、「核の意味」が「物事を取り扱う方法、態度」といったもので、He did it in this manner.と言えば「彼はこの方法でそれをした」という意味になります。


日本語の「マナー」にするには、mannersと複数形でなければなりません。
Remember your manners.と親が子どもに言えば、「お行儀よくしなさい」という意味になります。


いかがでしたか?
このように、ひとつの単語でもいろいろな文脈で異なる意味で使われることが英語ではよくありますし、単数形と複数形とで意味が異なってくるものもあります。
「面倒だな」と感じることもあるかと思いますが、英語も人間が作った言葉なので、非論理的で一筋縄ではいかないのですね。


むしろ、「へぇー、こんな使われ方もするのか」「それはこの単語がこういう性格を持っているからなのか」と、興味を持って接してみてはいかがでしょうか。
そんな気持ちで少しずつ、一つひとつ覚えるうちに、必ず英語がもっと面白く、身近に感じられるようになるはずです。