英会話役立ち記事③

英語の発音はどれくらいできればいいの?③

話す内容が大切。 教養のある英語を話す。

ちなみに、そんな彼らの英語にも次第に慣れ、やがて問題なくコミュニケーションできるようになっていきました。さまざまな英語に慣れることも英語を話すうえでとても大切なことです。世界にはネイティブの何倍ものノンネイティブの人々が英語を使い、コミュニケーションしています。ネイティブだけの英語が「本物の英語」ではなく、現実に使われている英語はすべて本物なのです。いろいろな英語に対応できることも、英語のコミュニケーションスキルの一部です。

 

話す内容が大切
めちゃめちゃな英語を話す留学生たちでしたが、そんな彼らとの交流はとても楽しいものでした。人間的に魅力的な人が多かったですし、同じ年代の日本人より「大人だな」と感じることもありました。彼らはちゃんと自分の意見を持っていて、それを拙い英語でもどんどん伝えて来ました。上手な英語で薄っぺらな内容のことを話すより、下手でも中身のあることを話した方が、「伝わる」のです。結局、英語力そのものよりその人の話す話の内容、その人の人間力が大切なんだなと感じました。

 

教養のある英語を話す
大学院進学後は、大学の教員たちの英語に触れました。移民の国、オーストラリアらしく、大学の教員にもノンネイティブの先生がたくさんいました。私の担当教員の一人は、ポーランド出身でした。彼女の英語にはすぐにそれとわかるポーランド語訛りがありましたが、ゆっくりはっきり大きな声で話すので、とても聞き取りやすいものでした(一般的にネイティブより、ノンネイティブ話者の話す英語の方が聞き取りやすいと思います。一定以上のintelligibilityがあれば、ノンネイティブ話者同士の方がコミュニケーションしやすいと感じます)。

 

そして何より、その担当教員の話す英語はシンプルで文法も語彙も洗練され、流暢かつ論理的で知性と教養を感じさせる英語でした。彼女に限らず、他の先生たちの話す英語も概してそういう感じでした。私は、「かっこいいな」「自分もこういう英語が話せるようになりたいな」と思ったものです。

 

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